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物件サイトの見方~構造編~

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物件サイトの見方~構造編~

では、まず物件探しの基本のキ、建物の構造について解説していきたいと思います。

新生活のための新居を探すとき、値段や広さなどをまず気にすることがほとんどですよね。

ですが、頑丈さなどは建物によって違います。そして頑丈さや防音性は構造によって大きく異なります。

自分の新生活に合わせた住まいを見つけるために、まずは賃貸サイトで紹介されている建物の構造を把握しておきましょう。



●建物の構造で代表的なもの

代表的な建造物の構造を紹介します。

 

・木造の建物

木造の建物は、日本では主流と言えるでしょう。木造建築の賃貸は値段も安いので、安価な新居を見つけたい方にはオススメです。

使われているのが木材なので、室内の香りもよく、通気性も上々です。

 

・鉄筋の建物

鉄筋コンクリート建築は、RC造(ぞう)と呼ばれています。その名の通り、鉄筋を使ってコンクリートを補強しているので、造りは頑丈です。耐震性が高く、地震の多い日本では心強い構造(素材)。遮音性も高いです。騒音トラブルに悩まされたくない方にオススメできます。

 

・鉄骨の建物

骨組みの部分に鉄骨を用いて建造されているので、木造に比べると頑丈です。ですが、鉄筋の建物よりは劣ってしまいます。

鉄骨の賃貸住宅は耐震性がそれなりに高く、鉄筋コンクリートで造られたものより安価です。費用を抑え、そして自然災害に対して安心できる建造物を選びたいときは、鉄骨の建物を選びましょう。

 

●防音性が高い建物

防音性能が特に高いのは鉄筋コンクリートです。その次が鉄骨、木造の順番になります。

鉄筋コンクリート建築は、何本もの鉄の棒を使用して骨組みを作った後、コンクリートを流し込んで建造しています。

こうすることで壁の密度が高まり、遮音性を備えた構造となります。

賃貸の傍に保育園や人の集まる場所があっても、鉄筋コンクリートなら滅多なことでは外部の音を室内に響かせません。

 

木材を使用していることもあり、木造物件は音を通しやすいです。木材の遮音性能は、鉄骨・鉄筋に比べると、どうしても劣ってしまいます。

賃貸マンションにもよりますが、壁が薄いせいで隣人の携帯のバイブ音や、咳の音まで聞こえてくることも。

騒音に悩まされたくない方は、木造物件を避けた方が無難でしょう。

 

●建物内に伝わる音の種類―なぜ騒音トラブルは発生するのか―

マンションやアパートの住人なら、少なくとも一度は騒音に悩まされます。

なぜ騒音トラブルは発生するのでしょうか?騒音を種別に紹介しながら、理由をご説明します。

 

・固体音

固体音は、物件それぞれの構造内を通っている音です。固体音であっても、部屋に響き渡る際は空気音になります。基本的には構造内から振動が音となって聞こえてくるので、発生源がどこか分かりません。

マンションやアパートではとくに、音がどこから響いているのか確認しづらくなっています。騒音トラブルが解決しにくい理由の一つです。

 

・空気音

空気音は、空気を伝わって聞こえてくる音です。隣室の音楽や話し声が空気音に該当します。高音よりも低音のものが防ぎにくいので、防音性の構造であっても、遮音できないことがあります。

 

●鉄骨建造を選ぶ時のポイント

遮音性や耐震性の強い鉄筋コンクリートの建物は人気がありますが、その分値段も高く設定されています。

家賃を抑えたいのなら、鉄骨建造を選びましょう。

 

・軽量鉄骨と重量鉄骨

鉄骨建材は、軽量鉄骨と重量鉄骨の二種類に分けられます。

軽量鉄骨の建物には、壁の厚さが10センチ~12センチほどで、両側に石膏ボードを貼り、クロス仕上げを施しているものがあります。こういった仕上げで終わっている建物は、防音性が低いことが大半。

 

軽量鉄骨の賃貸を利用する予定があるのなら、内見の時に壁を叩いて確認しましょう。高い音が鳴った場合、壁の向こうが空洞になっている可能性があるので気をつけてください。

 

●鉄筋の構造でも騒音トラブルは起きる

防音性能の高い鉄筋コンクリートですが、絶対的に遮音できるわけではありません。

その原因は、部屋に設置された窓にあります。

窓の取り付ける位置や、その構造によって、外からの音が室内に入ってしまいます。そのため、防音性が著しく低下し、せっかくの防音性能が機能しなくなるのです。

 

・防音性が高いと保温性も高い。

防音性能が高い建物は、同時に保温性も高いことを証明しています。外気が入りにくく、室内の熱が外へ逃げない。こうした構造は、湿気を外に漏らしません。夏はエアコンの冷気を逃がさず、冬は熱を室内に閉じ込めておけます。

 

●まとめ

代表的な建物の構造を3種紹介しました。

家を選ぶ際は、周辺に何があるかも知ってから契約しましょう。人の集まる施設が周囲にあると、騒音トラブルの発生する確率が上がります。

安価な賃貸住宅を希望するなら木造。耐震性や防音性が揃った賃貸を希望なら鉄筋を選びましょう。

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